ETS手術とリバーサル手術

手掌多汗症のクライマーが、ETS手術をして、重度の後遺症に苦しみ、フィンランドでのリバーサル手術に成功。ゴミ収集員復帰を目指す物語

北欧フィンランドで交感神経再建術(リバーサル手術)を受けてきました③

術後の激しい痛みは成功した証

と言うことをLINEオフ会で聞いていたので、どこか安心していた自分がいましたが、創造を超えた激しい痛みでした。

○幹細胞を得るために、脂肪吸引した腹部と脇腹の痛み。肋骨骨折に似た痛み。
寝返り辛いです。くしゃみと咳も注意。

○T3の肋間神経を切り取って移植した為に、胸と脇に激しい神経痛。服がこすれるだけで、ピリピリする痛み。

主に2つです。

トイレに立ち歩く際も、頭がフラフラしてて気持ちが悪かったですが、看護師さんが連れ添ってくれるので安心です。

手術終わって1時間後位に「ご飯食べる?」と看護師さんに言われましたが、気持ち悪かったので、「ノーサンキュー」と答えました。

この日は、激しい痛みに加えて、頭部や両肩に神経が激しくピクピク流れる感じがして、一睡も出来ませんでした。

朝食は

7時くらいに持ってきてくれました。ほぼ丸一日何も食べていなかったので、サンドウィッチが五臓六腑に染み渡っていきました。後は僕の青春時みたいなホロ苦いコーヒーや、THE海外みたいな甘さのチョコレート。ベリージュースとヨーグルト、とフルーツだったかな?が出ました。
まだ陽が出てなくて暗かったのと、気づいたらサンドウィッチを食べつくしていたので、写真無し無念。

9時に妻がホテルから迎えに来てくれて、その後看護師さんとやりとり。
「コルセット代を支払って下さい」との事。

つい手術代に含まれてると思ったので、グーグル翻訳で看護師さんに確認したけど、支払ってくれとの事。会計に向かう妻、トイレに行く僕。

※後日コルセット代は、やはり手術代に含まれてるとの事で返金手続きをする事に。

立ち歩いた際に気持ち悪くなり、トイレで朝食をリバース。
おそらく、空きっ腹にコーヒーとチョコが胃に悪かったみたいです。あと飲んだ痛み止めもかな。
まるとんさんのブログにも痛み止めを飲んだら気持ち悪くなったと書き込みしてる人いました。

リバースして、とてもスッキリした僕は、着替えて少し歩行練習をして、お世話になった看護師さんたちに、
「サンキューキートス!!」と笑顔で伝えトラムでホテルに帰りました。妻の手を借りて、ゆっくりとおじいちゃん歩きでした。

ホテル着

ひたすら、ベットで安静です。身体はとても痛みがありましたが、
頭はスッキリして涼しくて、コルセットをしていても腰に熱感は全くなく、手は若干保湿感があり、足汗は裸足でいても、出なくなってました。

良い変化を早くも実感して、眠りにつきました。

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この日の夕飯は、ゆーこさん直伝のどん兵衛と、妻がKマーケットで買って来てくれたお惣菜の詰め合わせを頂きました。
異国の地で食べる、どん兵衛は五臓六腑に染み渡りました。またか
割り箸を見事に忘れて、ティースプーン駆使して食べる羽目になったので、割り箸重要です。

あとは身体の痛みとひたすら闘っている内に3日目終了です。

※リバーサル手術はめちゃくちゃ痛いと言う事を実感しました。この痛さは2度と味わいたくないです。ETS手術も、もう2度と受けたくないですね。
僕がETS手術をしてどうなったか?どういう手術なのか?過去に書いたので、まだ読まれて無い方はどうぞお読み下さい↓